舟券は競艇の基礎知識を身に付けてから購入するのが吉

以前から競艇に興味があり、実際に競艇場でスリリングなボートレースを生で見たい！と心躍り、すぐに競艇場に出かける人も多いようです。しかし、ボートレース観戦の前に競艇に関する知識を身に付ける事なく、何となくカンでどのボートが勝つのか予想して舟券を購入するのは、ただのギャンブルになってしまいます。
ボートレースは公営競技であり、たしかにギャンブルであると言えばそうなのですが、せっかくお金を投資するのだからしっかり回収できるように基礎知識を事前学習される事をオススメします。

舟券の的中率を上げるには、予想の立て方が重要ポイントになります。ボートレースは6隻のモーターボートを操縦するレーサーがいてトップ争いをする競技ですが、舟券を購入する前に出走表の見方をしっかりとマスターしておきたいですね。

舟券の予想の立て方は人それぞれ様々なタイプがあります

ボートレースは6隻のボートの競い合いだから当たる確率が高いと言われていますが、それはあくまでも他の公営競技と比較した場合のことです。
ただなんとなく予想を立てて舟券を買うだけでは当たるものも当たらなくなってしまいます。

どのボートレーサーが優勝するか、予想するのに人それぞれ色んな見方があり、出走表を見て徹底的に分析して予想を立てるまでに時間をかける人もいれば、自分の好みのボートレーサーが優勝するだろうと予想する人、展示航走を見てから慎重に決める人もいます。

これまでに何度かボートレース場に行った経験がある人は、ボートレーサーの勝率、操縦テクニックなどを見て予想する人が多いと思います。
いずれにしてもなんとなく予想するのではなく、データをもとに予想を立てることで的中率は見違えるほど上がります。

そもそも出走表とは何のことを指しているの？出走表の役割とは？

競艇の必須アイテムと言えばひとつが舟券、もうひとつは出走表です。出走表はボートレース当日に必要な情報がすべて掲載されており、ボートレースのスケジュールについて開催期間、日時などの情報から、出場する選手の名前、これまでの成績など、ボートレースに関するあらゆる情報が記載されています。

ボートレーサーに関する情報でもっとも重要なのが、各選手の級別(A1～B2まで)、そして勝率です。出走表はボートレースに関する貴重な情報源であり、単に知りたい情報を確認するだけではなく、これを大いに活用することが必要ですね。

出走表を見て各ボートレーサーの特徴を把握しておこう

ボートレースを観戦して舟券を的中させるには、ただなんとなく自分のカンだけに頼っていてはいけません。
「この間、ボートレースを見に行った時に、あの選手が優勝したから今回も絶対に優勝するはず」というのは、予想ではなく自分の勝手な思い込みにすぎません。

ベテランのボートレーサーが出場する場合でも、そのレーサーが操縦するモーターボートの調整ができていなければ、走行状態が悪くなってしまい、勝負を大きく左右することもあるのです。
気になるボートレーサーがいれば、最近の状況について把握することももちろん大切ですが、スタート時にトラブルを起こしたことがないかどうか、コースの得意・不得意などについてもチェックしておくと良いですね。

特に、スタート時のハプニングはペナルティが課されますので、過去のボートレースに関する情報も入念にチェックしておくと良いです。出走表だけではなく、インターネット上で競艇の予想サイトなどもありますので、これを活用するのも有益です。

出走表には何が書かれているの？

出走表にはボートの番号とそれぞれのカラー、各ボートレーサーの4ケタの登録番号、選手の名前、選手の年齢、所属する支部、選手の出身地、体重が記載されていて、その横にはFとLのアルファベットの文字が記載されていますが、これは何を表わしているのでしょうか。
Fとはフライング、Lとは出遅れの事を表わしており、出走表にはFとLの欄に1などの数字が記載されている場合、フライングまたは出遅れがあったことを示しています。

優勝経験が多いボートレーサーでもスタート時にフライングや出遅れをする可能性は十分にあり、その回数が多いほど重いペナルティが課せられるため、スタートタイミングに影響が生じます。
出走表には級別・全国勝率・当地勝率・モーター・ボート・今節成績・早見などの情報も記載されています。

出走表の早見ってどんな意味があるの？

競艇の貴重な情報源と言えば出走表ですが、その中にある早見という表記はいったい何を表わすものでしょうか。
早見の欄を見ると、5とか8といった数字が書かれています。ボートレーサーによっては1日に2回出走する人もいるため、早見に書かれた数字は1日に複数回レースに出場するレーサーの前回のレース番号、または次回のレース番号を指したものです。

競艇場では1日のうちに12回ものレースが開催されており、普通に考えると1回のボートレースにつき6隻のモーターボートで競い合いをするので、単純計算で6×12回で述べ72人のボートレーサーが登場する事になります。
ただし、実際にこの12レースに出場する選手はトータルで50人に満たないです。そのため1日に2つのレースに出場する選手が出てくるので、その選手が他のレースでは何レースで走るのかを数字で示しています。
その日に開催されるボートレースについて、1番目のレースに出場する選手が10番目のレースにも出場する場合は、早見欄に10と記載されます。早見が空欄になっている選手は、その日のレースは1回のみ出場することを意味します。

早見で当日の成績をチェックする事は選手やモーターの調子の判断材料となるため、舟券的中のための重要な要素と言えます。