そもそも舟券とはどんなもの？馬券との違いは？

ボートレースの楽しみは、ボートレーサーの活躍がリアルタイムで見られること、人気ボートレーサーと同じ時間を共有できることですよね。
そして、もうひとつの楽しみと言えば、舟券を買って当たる楽しみがあるということ。どちらかと言えば、前者よりも後者を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

そもそも舟券とはどんなものなのか、知っているようで意外に知らない人が多いようです。ちなみに競馬では馬券がありますが、舟券はこれと同じようなものと言えばたしかにそうですが、馬券と舟券は似ているようでどこか違いがあります。

馬券は正式には勝ち馬投票券ですが、舟券は勝舟投票券であり、舟券の「舟」とはボートレースが操縦するモーターボートのことを言い、どのボートがトップになるのか、それを予想して的中すればお金がもらえる仕組みですね。

競馬と競艇について的中率や当選確率で比較すると、6隻のボートで競い合うわけですから、競馬よりも的中確率が高いと判断して良いでしょう。

舟券は何種類？競艇の初心者におすすめの舟券の種類はどれ？

ボートレース観戦を楽しむには舟券の選び方も重要ポイントになってきます。ところで、舟券にはどんな種類があるかを簡単にご紹介しましょう。
舟券の種類は全部で7種類、シンプルなタイプの舟券だと単勝式・複勝式、この他には2連勝単式・2連勝複式、さらに複雑なタイプの舟券には拡大2連勝単式、3連勝単式、3連勝複式があります。

この7種類の中でもっとも初心者におすすめの舟券と言えば、やはりなんといっても単勝式ですね。単勝式の舟券は6隻のうち1着のボートがどれか予想して、的中すれば当選金がもらえます。単純計算で6隻のうち1着になるのはどれか1隻ですから当選確率は6分の1、つまり7種類の舟券の中で当選確率がもっとも高くなります。

舟券は電話やパソコンのインターネットから購入できるの？

舟券を購入しようと思えば、実際にボートレース場に行ってからでももちろんOKです。ただし、7種類の舟券のうち単勝式と複勝式の舟券はボートレースのチケット売り場では購入することができないので、これらの舟券をお求めなら電話またはパソコンのインターネットで購入すると良いですね。

そもそも競艇の舟券を購入するということは、投票することになりますので、ネットや電話で購入する場合は、電話投票会員、またはインターネット投票会員の登録手続きを済ませておく必要があります。
競艇場で舟券を購入する場合は、専用の発券機が設置されており、マークカードとお金を入れると舟券が出てくる仕組みです。

舟券に関する専門用？オッズとはどんな意味？

競艇に関する専門用語のひとつとしてオッズという言葉、しっかり覚えておきたいですね。舟券を購入する前にオッズとは何か、簡単に言えば買った舟券について配当がどれくらいになるのかリアルタイムで知らせるものです。これがオッズであり、基本的には倍率で表わされます。

オッズとは英語で「odds」と表記し、もともとの意味は確率を示す数値であり、当選率、可能性、確率を示す方法として用いられていますね。スマホやケータイのインターネット機能があれば、簡単にオッズについて知ることができます。

競艇の舟券が当たった場合、配当金の受取りの有効期限はいつまで？

競艇場で舟券を購入して見事的中した場合、配当金の受取りはいつまでできるのでしょうか。ボートレースの競技終了後、ボートレーサーの順位が決まると、競艇場内に設置されたモニター画面には配当金として払戻金の金額が表示される仕組みになっています。

これは、舟券1枚100円につきいくらといった形で払戻金の金額が表示され､基本的には60日間が有効期限となっています。配当金の受取りや欠場したボートに該当する舟券をお持ちなら、買った時の金額と同じ金額で返還してもらえる仕組みです。
払戻のサービス実施場は「どこでもはらいおん」というライオンをイメージしたキャラクターが目印で、このマークがある発券所なら配当金の受け取りと返還金の受け取りが可能です。